思考補完計画

普段何を考えているのか書き留めておこうと思います

Qct Modem CapabilityでPCI固定

電測をするときに特定のセルをつかみたい時があります。
Modemを直接触りにいかないといけないので、普通は難易度が高いのですが
Qct Modem Capabilityという便利なアプリがあるので紹介します。

なお本アプリはQualcomm Modem限定。root必須です。
動作は以下で確認済
・X65 - 8 Gen 1 (Galaxy S22 SCG13, SC-51C)
・X53 - 780G (Mi 11 Lite 5G)
・X51 - 480+ (moto g53y)

PCI セル固定だけでなく、NR含めたバンド固定やNR SAの有効化などいろいろできるので試してみましょう。

apkはTelegram経由でダウンロードできます。登録等の手順は省略します。
t.me
バージョン違いのapkがいろいろあるのですが、2024年3月現在 modemcaps-2301-10d.apk が一番安定して動きます。

うまく起動すると以下のような画面になります。

右上のメニューからSearcher Preferenceを選択します。

つなぎたいセルの情報をLTE - Channel code whitelistに記載します。earfcn + PCIの形式です。
PCIは別のアプリ等で先に調べておきましょう。楽天モバイルB3のearfcnは1500です。

記入したら戻るボタンで設定が反映されます。
通常の状態に戻したいときはゴミ箱ボタンでリセットされます。

Network Signal Guru等のmodemを直接触りに行くアプリを同時起動しているとバグることがあるので注意です。
動作がおかしくなったらとりあえずSearcher Preferenceをリセット、機内モード、再起動などを試しましょう。

ラブライバーを引退します




2024年3月9, 10日に開催されるユニット甲子園2024をもってラブライバーを引退したいと思います。
μ'sから数えて約10年間ありがとうございました。















以下、駄文




何が起こったのか?

興味が薄れて時間やお金を使ってまで推す価値を感じれなくなりました。
嫌いになったわけではないので、TLにファンアートが流れてくればいいねを押すし、
新作アニメがやってれば見るかもしれません。でもリアルイベントは完全に引退です。
CDもシェキラ☆を最後に買っていません。でもスクミュのCDは予約済みです。当然です。

ラブライバーという存在

はじまりは知人とライブBDを鑑賞したことがきっかけだった。
キャラを演じる声優が歌って踊る。アニメのシーンを回想しながら曲を披露する。
ライブとは何てステキなのかと感動した。いまでもAqours 1st Liveは屈指の名演だと思っている。

そこからライブビューイングに足を運ぶようになった。
当時はドームライブを申し込んでも当たらないのが常だったのだ。
初めて現地に行ったのはAqoursファンミLaY!!名古屋公演だった。
何度も聞いた歌が、目の前で披露される。なんと感動することだろうか。

ライブにいろいろ行き始めるとだんだん不満が出てきた。「厄介」の存在である。
家虎・光害・推しジャン・マサイ・UOグルグル
現地に行けば必ず頭のおかしいやつらが視界に入り、ライブの満足度を押し下げていた。
ライブ後のTwitterは感想ツイートに混ざって厄介不満ツイートが流れてくる。
悲しいを通り越して情けない。しょうもない人間と同じ空間に行くことが苦痛になっていく。
特にキャスト推しの人間とは相容れなかった。
ライブはキャストからレスをもらう場でもないし、他人の視界を奪いレギュ違反してまで自己表現する場ではないのだ。

ラブライブ!」のコンテンツ自体は好きだった。
だが、「ラブライバー」はとことん嫌いだった。

次第にライブへ足が遠のいた。コンテンツも今までのように楽しめなくなったのだ。




Liella!にハマり、散る。

ラブライブ!スーパースター!!はコロナ禍で生まれた新シリーズだった。
アニメ1話で流れた「未来予報ハレルヤ」の衝撃は今も忘れていない。
「Tiny Stars」「常夏☆サンシャイン」「Wish Song」「ノンフィクション!!」「Starlight Prologue」すべてが大好きだった。
1stライブツアーもほぼ全都市回った。各地で知り合ったオタクと打ち上げをし、最高に楽しかった。

おかしくなってきたのはアニメ2期のころである。
キャスト売りが前面に出てきて、コンテンツ推しの自分としては非常に困惑した。
おまけにアニメ2期はびっくりするほど面白くなかった。
シングル楽曲の方向性はオシャレを意識したものになってまったく好みではなくなった。
そんなことでLiella! 3rdツアーはとことん行くのが苦痛だった。
ラブライブ!ではなくただのアイドルライブだったのだ。

蓮ノ空は面白いのか?

Liella!に愛想をつかしてきたころ、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブがデビューした。
VTuberにはまらなかった自分は追いかけることないだろうと思っていたが、見事にハメられた。
面白い。

リンクラで内で紡がれるストーリーは間違いなくどのシリーズより面白く、
キャラ一人ひとりがまるで実在するかのようなリアルタイム展開はあまりに衝撃で楽しかった。
でも、スマホ禁止令のころには疲れてしまったのだ。
With×MEETに始まり、せーはす、メインストーリー、ついにはFes×LIVEも見なくなり、リアルライブからも足が遠のいてしまった。
多分蓮ノ空は面白いと思う。でも自分には少し合わなかったのかもしれない。
リアルタイムでは追っかけれないが、自分のペースで少しずつ応援し続けようと思う。

ラブライブ!に求めていたもの

結局アニメがあって、大好きな挿入歌たちをライブという場で追体験できることに価値を感じていたのかもしれない。
アニメを背負ってないライブは嫌いではないが、どうしても満足度が1段階下がるように感じる。
Aqoursのころに売りにしていた「シンクロ路線」はもう捨ててしまったのだろうか?
楽曲にしても結成当初のコンセプトからハズしたものをメイン路線にするのは既存ファンへのふるいとしか感じれない。
スクフェス2も迷走の上1年でサービス終了する。シリーズ運営は何を考えているのかいま一度よく考えてほしい。

楽天カードをApple Payに登録するためにナビダイヤルを使う

ナビダイヤルはクソ!

楽天プレミアムカードが改悪のため通常カードに切り替えたが、
カード番号が変更になったため当然Apple Payも再登録が必要になった。

カードを登録しようとすると認証のためにナビダイヤル(0570-03-6910)への発信が必要となった。
なるべくお金を払いたくないので調べてみたら、楽天カードアプリから登録すると電話認証不要との情報があったが
当方の環境ではどう頑張っても電話認証が必要となった。

この電話番号(0570-03-6910)はスマートフォン決済登録専用ダイヤルとなっていて、
通常の楽天カードコンタクトセンターとは別物である。そのためナビダイヤル以外の番号は見つからなかった。
あきらめて電話をするのが手っ取り早い。

なるべく通話料を抑えたい人のためのチートシート
・案内のあとカード番号16ケタ + #
・生年月日8ケタ + #
・オペレーターへ接続
・電話番号等で本人確認
・30分ほどで認証完了SMSが届く

ライブで使われてるワイヤレスマイクを特定する

代表的なのを列挙しておきます。

とりあえずSHUREだけ。ヘッドは代表としてSM58で。間違っていたらすみません

UR2 AD2 BLX2
アナログ A帯(WS)/B帯/2.4G B帯
ULXD2 GLXD2+ QLXD2 SLXD2
A帯(WS/1.2G) 2.4G A帯(WS) B帯

Intel Arc A770でStable Diffusionする

(2024年3月追記)
WindowsでもSDNextを入れると問題なく動くようになりました。
下の情報は古いので参考程度にしてください



生成AIに興味があるのでVRAMの量に惹かれてIntel Arc A770 LEを買いました。
Stable Diffusionを動かすまでに四苦八苦したので備忘録として残します。

Stable Diffusionを動かすためのPC構成

一般人は素直にGeforce RTX3060とかを買いましょう。Intel Arcは情報がほとんどないうえにめんどくさいです。
CPUだけでもモデルによっては動作させることができますが1枚生成するのに数分かかるので現実的ではありません。
最新のSD-XL 1.0を使うとVRAM 16GBでもカツカツになります。VRAMの量は正義です。
意外に見落とされがちですがDRAMも64GBあった方がいいです。32GBは本当に最低限度です。
ストレージは当然NVMe SSDを使いましょう。SATA SSDはぎりぎり耐えれますが積極的に選ぶ理由はありません。

当PCの構成

CPU : Ryzen 7 1700
GPU : Intel Arc A770 Limited Edition (VRAM GDDR6 16GB, Driver 31.0.101.4676)
M/B : ASUS TUF B450M-PLUS GAMING (BIOS Ver.4002)
DRAM : ADATA DDR4-2666 32GB(8GBx4)
SSD : TOSHIBA XG3 NVMe SSD 1TB M.2 2280 PCIe 3.0 x4
Resizable BAR : 有効

Intel公式ではRyzen 3000番台以降でResizable BARが機能するとありましたが、1700でも機能しました。

Intel® Arc™ A-Series Graphics – Desktop Quick Start...

当初はWindows11 WSL2 + Ubuntu 22.04 LTSで動かそうとしたのですが、うまくいかないのでネイティブLinuxで動かします。

大まかな手順は以下
Ubuntuのインストール
Intel packageのインストール
Intel oneAPIのインストール
・SD.NEXTのインストール
・SD-XLの導入

Ubuntuのインストール

OSはUbuntu 22.04.2 LTSにします。
ここで注意ですが最新版のUbuntu 22.04.3 LTSだとうまくいきません。おそらくkernel versionが6.2になったためです。
ダウンロードは以下から
https://old-releases.ubuntu.com/releases/jammy/
インストール手順は省略

Intel package runtimeのインストール

公式サイトの手順通りにコマンドを実行するだけです。
https://dgpu-docs.intel.com/driver/client/overview.html
まずはパッケージリポジトリの登録

wget -qO - https://repositories.intel.com/gpu/intel-graphics.key | \
  sudo gpg --dearmor --output /usr/share/keyrings/intel-graphics.gpg
echo "deb [arch=amd64,i386 signed-by=/usr/share/keyrings/intel-graphics.gpg] https://repositories.intel.com/gpu/ubuntu jammy client" | \
  sudo tee /etc/apt/sources.list.d/intel-gpu-jammy.list
sudo apt-get update

各種パッケージのインストール

sudo apt-get install -y \
  intel-opencl-icd intel-level-zero-gpu level-zero \
  intel-media-va-driver-non-free libmfx1 libmfxgen1 libvpl2 \
  libegl-mesa0 libegl1-mesa libegl1-mesa-dev libgbm1 libgl1-mesa-dev libgl1-mesa-dri \
  libglapi-mesa libgles2-mesa-dev libglx-mesa0 libigdgmm12 libxatracker2 mesa-va-drivers \
  mesa-vdpau-drivers mesa-vulkan-drivers va-driver-all vainfo hwinfo clinfo
Intel oneAPIのインストール

まずはパッケージリポジトリの登録

wget -O- https://apt.repos.intel.com/intel-gpg-keys/GPG-PUB-KEY-INTEL-SW-PRODUCTS.PUB \ | gpg --dearmor | sudo tee /usr/share/keyrings/oneapi-archive-keyring.gpg > /dev/null
echo "deb [signed-by=/usr/share/keyrings/oneapi-archive-keyring.gpg] https://apt.repos.intel.com/oneapi all main" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/oneAPI.list
sudo apt update

Base ToolkitとHPC Toolkitのインストール

sudo apt install intel-basekit intel-hpckit
SD.NEXTのインストール

通常画像生成といえばAUTOMATIC1111が有名ですが、oneAPIで動かせないのでforkのSD.NEXTを使います。
公式サイトはここから
https://github.com/vladmandic/automatic
まずはgitとvenvを入れます

sudo apt install git python3.10-venv

コードをクローンします

git clone https://github.com/vladmandic/automatic

webui.shを実行します。今回はoneAPIで動かすのでオプションに--use-ipexをつけます
セットアップに時間がかかるので気長に待ちましょう。

cd automatic
./webui.sh --backend diffusers --use-ipex

更新が止まってURLが表示されたらブラウザから操作できます。お疲れ様でした。

http://127.0.0.1:7860/
SD-XLの導入

StableDiffusionの最新モデルSD-XL 1.0をhuggingfaceからダウンロードします
Base : https://huggingface.co/stabilityai/stable-diffusion-xl-base-1.0/blob/main/sd_xl_base_1.0.safetensors
Refiner : https://huggingface.co/stabilityai/stable-diffusion-xl-refiner-1.0/blob/main/sd_xl_refiner_1.0.safetensors
BaseとRefinerをautomatic/models\stable-diffusion内に移動します。
その後のSD.NEXTの設定はgithubWikiを確認してください
https://github.com/vladmandic/automatic/wiki/SD-XL
当環境ではDRAM 32GBだったのでmodelを読み込むときに32GB以上使います。
スワップ領域を設定していないとOSがクラッシュしてしまうのでDRAMが少ない方は設定必須です。

swap領域の追加

まずはスワップ領域を確認します

sudo swapon --show

何も表示がなければスワップ領域が設定されていません。
スワップファイルを作ります。今回は合計で64GBにしたかったためswapfileを32GBで割り当てました

sudo fallocate -l 32G /swapfile

パーミッションの設定とスワップ領域割当・有効化を行います。

sudo chmod 600 /swapfile
sudo mkswap /swapfile
sudo swapon /swapfile

最後に追加した領域が反映されているか確認しましょう。

sudo swapon --show

moto g53y 5Gをroot化する

moto g53y 5Gが激安だったので買いました。
速攻でroot化します。

まずはBootloader Unlockのために、開発者オプションを有効化してOEMロック解除します。
ただ購入したばかりだと、グレーアウトOEMロック解除ができませんでした。
当環境では一度fastboot modeに入ると選べるようになりました。
Googleにはログインしてません。SoftbankのデータSIMを刺してWiFiも設定済みでした。
ロック解除までに1週間かかったとの報告もあるので気長に待つしかないかもしれないです。

次にMotorolaの公式サイトから解除キーを入手します。手順に沿ってやれば大丈夫です。
Motorola IDの登録が必要です。
https://en-us.support.motorola.com/app/standalone/bootloader/unlock-your-device-b
電源+音量下ボタン長押しでfastboot modeに入ります。

$ fastboot oem get_unlock_data
(bootloader) 0A40040192024205#4C4D3556313230
(bootloader) 30373731363031303332323239#BD00
(bootloader) 8A672BA4746C2CE02328A2AC0C39F95
(bootloader) 1A3E5#1F53280002000000000000000
(bootloader) 0000000

キーが出てきたらサイトに貼り付けてUnlock Codeがメールで来るのを待ちます。

$ fastboot oem unlock UNIQUE_KEY

画面上で本当にアンロックしますか?と出てくるので同意して再起動。

Magiskを入れていきます。
https://github.com/topjohnwu/Magisk/releases

root化にはROMイメージが必要です。公式のRescue and Smart Assistantがおすすめです。
自動で機種に合わせたROMをダウンロードできます。
https://en-us.support.motorola.com/app/rsa
ここで機種やバージョン違いのROMを入れてしまうと最悪文鎮化するので注意しましょう。

C:\ProgramData\RSA\Download\RomFiles
↑のフォルダにROMがダウンロードされるはずです。
boot.imgを取り出して端末上のMagiskでパッチします。
Downloadフォルダにパッチされたboot.imgがmagisk_patched-26100_xxxxx.imgになってます。PCにコピーしましょう。
再度fastboot modeに入ります。flashしてもいいのですが、念のためパッチ済みイメージでbootします。

fasboot boot magisk_patched-26100_xxxxx.img

正常に起動して、root化されていることを確認したらMagiskで「直接インストール」をしましょう。
これで実際のインストールは完了です。