思考補完計画

普段何を考えているのか書き留めておこうと思います

インターネットが遅いときはVPNを使え

あまりに邪悪な方法なのでよい子はやらないでね

アパートの無料インターネット回線(宅内で回線共有)は基本的にクソである。
だがライフハック的に夜間でも高速でインターネット通信する方法がある。
それは「VPN経由でUDPパケットを流してインターネットアクセス」である。
通常のインターネット通信はTCPで行われるが、転送保証のため速度が出ない。
これを回避するには通信をすべてUDP経由にすればいい。
UDPはパケロスが多い代わりに速度が出て遅延が少ない通信方式である。
手っ取り早く実現する方法はVPN経由にすることである。
これをするとほかの住人に迷惑が行くのでほどほどにしましょう。
以下に挙げたVPNを使うもよし、VPS借りてやるもよし。あなた次第です。

おすすめVPN
・Cloudflare WARP
大手CDNのCloudflareが提供する無料VPN。ぶっちゃけこれ使えばOK
VPN通してるはずなのに600Mbps超える。やばい。

ダメVPN
Google One VPN
言わずと知れたGoogleが提供しているVPN
TCP接続なので今回の用途では使えないが、普通のVPN
有料プランのGoogle Oneに入っているなら使える。
Googleフォト用に課金しているので実質無料。
なぜかIPv6を有効にしていると再接続を繰り返すので弊環境ではゴミofゴミ

ほかのVPNは知りません

2023/8/19 22時ごろ(混雑時間帯)測定 参考値

IPv VPN ping DL UL
IPv4 - 25ms 19.24Mbps 249.28Mbps
IPv4 GoogleOne 37ms 15.61Mbps 344.83Mbps
IPv4 Cloudflare WARP 23ms 171.85Mbps 344.44Mbps
IPv6 - 20ms 119.88Mbps 237.38Mbps
IPv6 GoogleOne - - -
IPv6 Cloudflare WARP 23ms 339.99Mbps 383.30Mbps

SEIWA-BBの回線が勝手に切り替わった

アパート備え付けの無料インターネットはクソである。
先日より夜間などの混雑時間帯におけるインターネット環境が劣悪になり、
サイトによっては読み込みに時間がかかるなどおかしな状況になっていた。

居住しているアパートに備え付けのSEIWA BroadBandは無料インターネット設備ではあるが、
実態としては通常の光回線を分配しているだけと思われる。

2023年5月以前はアルテリアネットワークスのVECTANTが使われており、
無料の割には快適に使えていた。(おそらく楽天ひかり?)
ところが6月以降何の連絡もなくBIGLOBE光に変更となっていた。
通常なら気付くことはないのだが、通信がIPv4オンリーになっていたため速度低下をもたらしていたのだ。

サポートに連絡すると「少々確認させてください」と言われ待っていると、
ネットワークが一時的に切断された。通話中だったらどうしてくれたんだろうか。

「安定性向上のため回線切り替えを行わせていただきました。
IPv6オプションをつけていなかったので申し込みました。
数日以内に通信できるようになると思います。」
いやいやいや手順雑かよ。問い合わせなかったらどうなっていたんだよ。

数日後に再度評価したいと思います。

ちなみに通常時はIPv4とはいえめちゃめちゃ速い。

追記:IPv6が配られるようになった。速度も安定したのでヨシ。

イヤモニをこっそり聴く方法

コンサート会場で演者がしているイヤモニの中身って気になりますよね?
気になるなら傍受してみましょう。
傍受自体に違法性はないですが、内容を第三者に漏らしたり、内容を窃用してはいけません。
あくまで個人で楽しむだけにしましょう。
また運営からもよく思われない存在であることは重々気を付けてください。
本件を参考に現場を出禁になっても責任は負いかねます。

電波法 第五十九条 何人も法律に別段の定めがある場合を除くほか、特定の相手方に対して行われる無線通信(電気通信事業法第四条第一項又は第百六十四条第三項の通信であるものを除く。第百九条並びに第百九条の二第二項及び第三項において同じ。)を傍受してその存在若しくは内容を漏らし、又はこれを窃用してはならない。

受信の対象

この記事で取り扱うのは暗号化されていないアナログ変調のラジオマイクです。
具体的にいうとA型ワイヤレスマイク(470~714MHz)、B型ワイヤレスマイク(806~810MHz)です。
大きい規模のコンサートになるとA型ワイヤレスマイクが使われることが多いです。
世間的にはデジタル化の流れが進んでおり、ワイヤレスマイクも例外ではないのですが、
多くの場合はアナログ波が出ています。受信できなかったら残念です。

受信機

受信するには専用の受信機が必要です。
いわゆる広帯域受信機と呼ばれるものがあればOKです。
おすすめはIC-R6, VR-150, DJ-X8等でしょうか。
400~800MHzあたりをカバーしてWFM受信できるものなら何でもいいです。

受信周波数

B型ワイヤレスマイクは806~810MHzをサーチしましょう。周波数ステップは125kHzです。受信モードはWFMを選択します。

A型ワイヤレスマイクは470~714MHzと広範囲ですが、絞り込みはできます。
周波数が地上波デジタル放送と被っているため、使用できる周波数に制限があります。
具体的には特定ラジオマイク運用調整機構の資料から「WSチャンネルリスト」を確認してください。
ライブ会場ごとに空いているチャンネルが示されており、その中から運用されます。
特定ラジオマイク運用調整機構

また送信機も周波数の絞り込みに使えます。技適の検索から形式と周波数がわかります。
たとえばSHURE P10Tを使っている場合、モデルごとの周波数は以下
P10T-G10J 470~542MHz
P10T-J8J 554~626MHz
P10T-L8J 626~698MHz
P10T-L11J 670~714MHz
670~714MHzを使っていることが多い印象です。
↓ 主要な機器はここから
https://www.radiomic.org/Dwnld/Pdffiles/20150204_seminar/RM_freqrange_list.pdf

受信位置

イヤモニはあくまで演者との交信を目的としているため、あまりにも遠い位置だと傍受できないこともあります。
見通し距離で50mは大体届きます。これ以上になると環境によっては不安定です。
会場によってはアンテナを設置していることがあります。参考にしましょう。

受信した感想

PAシステムと被るので会場内で聴くならきちんとしたIEMがあった方がいい。
・空気の伝搬による遅延がないので演者と完全にシンクロできる。
・逆に言えば遅延がないので、周りの人間とはずれる。
・圧倒的に怪しまれる。
・イヤモニ傍受するより普通にライブを楽しんだ方がいい。

では

Ookla Speedtestサーバーの選び方

現状アクセスできるスピテスサーバーの一覧とAS番号をつけてみました。

ID Name Location URL AS
6087 Allied Telesis Capital Corporation Fussa-shi sp1.atcc-gns.net AS55900 GLBB Japan KK
6405 Allied Telesis Capital Corporation Misawa sp3.atcc-gns.net AS55900 GLBB Japan KK
8407 Allied Telesis Capital Corporation Sagamihara sp5.atcc-gns.net AS55900 GLBB Japan KK
31181 Allied Telesis Capital Corporation Okinawa sp7.atcc-gns.net AS55900 GLBB Japan KK
7139 SoftEther Corporation Tsukuba speedtest.softether.co.jp AS59103 SoftEther Corporation
20976 GLBB Japan Tokyo speedtest-xg-tokyo.glbb.ne.jp AS55900 GLBB Japan KK
21118 GLBB Japan Naha speedtest-xg-oki.glbb.ne.jp AS55900 GLBB Japan KK
21569 i3D.net Tokyo jp.as.speedtest.i3d.net AS49544 i3D.net B.V
24333 Rakuten Mobile, Inc Tokyo ookla.mbspeed.net AS138384 Rakuten Mobile Network, Inc.
28910 fdcservers.net Tokyo lg-tok.fdcservers.net AS30058 FDCservers.net
30230 Lequios Naha City speedtest-xg-lq.glbb.ne.jp AS55900 GLBB Japan KK
38241 Enzu.com Tokyo speedtest-dc09.enzu.com AS18978 Enzu Inc
14623 IPA CyberLab Bunkyo speed.coe.ad.jp AS63770 Industrial Cyber Security Center of Excellence
48463 IPA CyberLab 400G Tokyo speed.udx.icscoe.jp AS63770 Industrial Cyber Security Center of Excellence
58307 IPA CyberLab Interop Tokyo 400G Chiba interop.udx.icscoe.jp AS63770 Industrial Cyber Security Center of Excellence
50467 Verizon Tokyo jp-nperf.verizon.net AS703 Verizon Business
50686 GSL Networks Tokyo ty8.speedtest.gslnetworks.com AS137409 GSL Networks Pty LTD
56935 Contabo Tokyo tyo.speedtest.contabo.net AS141995 Contabo Asia Private Limited

自宅のネットワークから近いものを選ぶとよりよい環境でスピードテストができると思います。
おススメサーバーはi3D.net, IPA CyperLab 400G, Rakuten Mobileです。

Softbank/Y!mobileのSIMカードはどれが5G SA対応なのか

Softbankは機種ごとにSIMカードが違う変な会社です。
現状5G SA対応と確認できているのは以下の
おそらく5G-USIMシリーズはSA対応だと思う

5G-USIMnano ZTWHT1
5G-USIMnano(IPD) ZTWJB1
5G-USIMmulti(F)
nanoUSIM A(S) ZTWHR1
YMnanoUSIM n161

PS5で録画した時のビットレート

APEX Legendsプレイでテストしました

WebM形式
Video : VP90 BT.2020 PQ YUV420 10bit LE 59.94fps
Audio : Opus 32bit 48kHz

1080p 18.2Mbps
2160p 48.8Mbps

H.264形式
Video : H264 BT.709 YUV420 59.94fps (GOP M=1, N=15)
Audio : AAC 32bit 48kHz 128kbps

1080p 18.1Mbps

登記所備付地図データ(地図XML形式)をgeojsonに変換する方法

2023/2/20追記

以下のGitHubが良くまとまってるのでオススメ。

github.com

 

 

登記所備付地図がダウンロードできるようになりましたが、一癖ある形式なので一般に使いやすいgeojson形式に変換します。

まずデータは以下のG空間情報センターからダウンロード

front.geospatial.jp

ダウンロードにはログインが必要なので、先にアカウント作成とログインを行います。

 

変換にはデジタル庁から出ているmojxml2geojsonを使うのですが、できたばかりでバグがあります。

github.com

まずは環境構築。WSLでUbuntuを使うのをお勧めします。

GDALとpython3が必要なので

sudo apt-get install python3-pip gdal-bin

デフォルトだとルートディレクトリに出力されてしまうので、修正版を入れておく

pip install git+https://github.com/kobakazu0429/mojxml2geojson.git@fix-dst-path

あとは好きなように、おすすめは下の並列処理コマンド

cd [target directory]
ls -1 *.xml|xargs -P100 -I{} mojxml2geojson ./{}