楽天モバイルのアンテナを紹介します。
その1 5G NR (Sub6, mmWave) + 4G LTE (第一世代) フルセット (eNB-LCID:426105-10,11,12)
上段の小さいアンテナが28GHz(n257)の5Gアンテナ
中段の四角で上部に4つの通気口がついているアンテナが3.7GHz(n77)の5Gアンテナ
下段の縦長アンテナが1.7GHz(B3)の4Gアンテナ
4Gアンテナは1つの基地局につき3つ付いていることが普通です。セクタ分割しています。5Gアンテナの数はまちまちです。
都市中心部を除いて多くはコンクリート柱の上にアンテナが設置されます。よく「コン柱」と呼ばれています。
細かく見るとシールが貼ってあることがわかります。青・緑・黄です。
おそらく工事時にセクタを間違えないように貼ったものでしょう。
その2 4G LTE (第二世代) 鉄塔局 (eNB-LCID:606511-9,10,11)
中国電力の高圧鉄塔にアンテナが取り付けられています。既存設備が流用できるインフラシェアリングですね。
その1で出てきた第一世代アンテナと比べると薄くてすっきりしています。メーカー名を取って「KMW」とか「第二世代」とか呼ばれたりします。
その3 4G LTE (第三世代) 屋上局 (eNB-LCID:426167-7,8,9)
近鉄百貨店の上で見つけました。都市部では土地がなく、コン柱では地上高が稼げないためマンション等の屋上に設置されます。
その1で出てきた第一世代アンテナと見比べるといくらか角ばった形状をしています。俗に「第三世代」とか呼ばれます。
大きい箱がアンテナ部で後ろにはNokiaのRRH(Remote Radio Head)を背負っています。